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ピルの効能とメカニズムについて

2019年05月20日
笑顔の女性

女性が服用する避妊薬である低用量ピルには、次のようなメカニズムがあります。
ピルには、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれています。
女性ホルモンは脳からの司令で、一定のリズムで分泌されますが、外部から服用することで、脳は十分なホルモンが分泌されていると認識してしまいます。
このため排卵が起こらなくなって、妊娠を避けられるというメカニズムです。
通常は月経のリズムで、受精卵が着床しやすくなるように子宮内膜が厚くなりますが、ピル服用中には厚くなりません。
また、子宮頸管の粘液が濃くなって、子宮の入り口が狭くなるため精子が侵入しにくくなります。
こうして、排卵を抑制し、精子の侵入を防ぎ、もし受精しても着床しにくくなるという3つの効能が組み合わさって、ピルの避妊効果が高まります。

このメカニズムを利用して、月経予定日を移動させることもできます。
早める場合には、基本的に月経開始日の7日目までに飲み始め、最低7日以上飲み続けて中断します。
中断後、平均3~4日で月経が始まります。
遅らせる場合には、予定日の5日前から飲み始めて遅らせたい期間の前日まで飲み続けます。
中断してから平均3~4日で月経が始まり、調整後の月経から元の周期に戻ります。

ピルには、避妊や月経移動の他にも効能があります。
女性ホルモンが含まれているので、お肌の調子がよくなり、月経前症候群を改善します。
子宮内膜が厚くなる前に月経が起こるので、出血量が減って月経痛の改善します。
子宮内膜症や子宮がん、卵巣がんなど婦人科系の病気のリスクを軽減する効能もあります。

ピルは、婦人科で処方してもらえます。
問診と血圧測定で、必要に応じて検査を行う病院もあります。

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